ABOUT 当店について

経営理念 自然本来が持つちからで

心と生活の豊かさを届けたい

MESSAGE メッセージ

奥井畳店からの
ご挨拶

奥井畳店のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
当店は現在、二代目(初代の息子)・二代目の妻・三代目(初代の孫)の3人で活動しております。

初代は故郷である淡路島で10代のころ修行をし、ここ神戸に昭和三十三年に進出しました。顧客がゼロの状態で、かつ当時は競合の畳屋が数多くある中、地元の方々の助けもあり少しずつ信頼をいただき、ついに店舗を持つことができました。
おかげさまでお客様も増え、二代目も働き手として参入し、このまま安泰かと思えた時、あの凄惨な災害に遭いました。

阪神淡路大震災です。

震災特需で畳の入れ替えは数多く増え、売り上げも好調に伸ばしましたが、同時に和室をフローリングに替えるお家も急増し、新築でも和室がない家が次々と建ちました。

昭和、平成、令和
親子三代続く畳店です

そんな中で二代目が襲名し、イグサのことをきちんと知るために農家へおもむく会を設けて勉強会をしたり、「二世会」というグループを立ち上げて知識や経験の共有を図り、畳屋としてのレベルを上げていきました。

近年、格安畳が流行し、質の悪い畳が使われたり、国産畳表と偽った中国産畳表が横行するようになりました。
そこへ参入したのが三代目です。IT世代の知識と東証一部上場企業で働いていた経験を活かし、パソコンを用いたりタブレット端末を用いたイグサの説明や施工内容の説明を行っています。お客様に畳表の質の違いがなぜあるのかご理解していただくと共に、安心してお任せいただけるような工夫を日々行っております。

畳屋だけでなく産地の農家も、平成元年から令和元年にかけて5,000軒以上が急激に減少しています。そんな中1,000年以上使われ続けている畳表が持つすごいパワーや和室の居心地の良さを伝えることを大切にしています。さらに、昭和33年から培われている確かな技術力で、お客様の満足のいく価値ある施工を心がけています。

毎年、産地へ数回赴き農地で交流・直接買い付け

産地へ向かい買い付けをすることは、産地偽装が多い現在では必須とも言える行為です。農家を管理している産地問屋と直接取引することで、偽造品を使うことなく、安心できる国産をお客様に提供できます。

加えて、仲がいい農家とつながりがあることも、農家が減少していく中、非常に重要なことです。

一般消費者の声はどうしても農家に届かないので、どういったものがいいのかというすり合わせや、毎年の草の出来具合がどうかという報告、跡継ぎ同士の意見交換などすることが、高い品質の畳を提供できることにつながり、また将来的な畳の存続にもつながります。

 

産地問屋(熊本県の国産畳表専門の問屋)によれば、一度でも産地に赴き視察した畳屋は全国で約4,000軒の内1割程度の数だと言っておりました。

その中の1~2割が複数回訪問しているそうです。

40~80軒が足繫く産地へ通って情報収集をしているということは、1県につき1、2軒が意欲的な畳屋という計算になります。

つまりそういった畳屋を見つけることは一般消費者のお客様にとって難しいことになってしまっているということだと危機感を感じています。

”畳”とは
「天然素材の床材」

突然ですが、皆様にとって”畳”とはなんでしょうか?
「寝転がって気持ちがいいもの」「いい香りがするもの」 はたまた「昔からあるもの」「汚れやすいもの」など 100人に聞けば100通りの答えが返ってきそうです。

私が思う”畳”とは「天然素材の床材」です。
普段素足や素肌が触れ続けているその畳は、植物の加工によって生まれた天然素材の贅沢空間だと思っています。

だからこそ、中途半端な畳を中途半端な説明で中途半端な施工で お客様宅に入らないように、私は年に3,4回産地である熊本県に赴き 作っている農家とも品質の面でお話をし、私の思いを語り 最新の情報にアップデートした上でお客様にお話しています。

そして昭和33年から残り続けている、その信頼できる施工技術と 安心していただけるようにと施工内容をすべて写真で撮ったものや カビ対策の紙、その畳表が間違いなく産地から送られてきた 本物の国産である証明書などをファイリングしてお渡ししています。

畳は10年以上、触れ続けるものだから
大きなお買い物で後悔してしまうことがないように
丁寧な説明と、自信を持った施工で
お客様へ120%の満足をお届けいたします。

SHOP 店舗概要

名称

奥井畳店

代表者

奥井 啓成

所在地

〒657-0036
兵庫県神戸市灘区桜口町2-3-21
プラザ六甲道1F

電話番号