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当店のオリジナル畳表「GYANYAN」とは

当店には一般的な畳屋さんにはない、オリジナル畳表があります。

畳は、表面部分にあたる「畳表」ふちについている「畳縁」畳の中身にあたる「畳床」の3つで構成されています。

実際にあなたの素肌に触れる大部分は畳表であり、見た目にも重要な役割を持ち、生活していく上で影響が出るか出ないかも畳表が担っている部分は大きいです。
(もちろん畳床も畳縁も重要な役割を果たします)

「GYANYAN」は選りすぐられた草を使うことで、焼け色がきれいで耐久性も高く、クッション性も高いので、お客様の生活をより良いものにしてくれます。
こだわりぬく職人によって作られたこの畳は温もりを感じ、使う方々に優しさを届けます。

そんな高クオリティの畳表でありながら、お値段は控えめに設定しており、価格以上の価値で多くのお客様に愛されております。

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オリジナル畳表「GYANYAN」

奥井畳店のオリジナル畳表「GYANYAN」。当店の中でも人気になのには理由があります。

当店ではお見積りの際に見本を見ていただいております。
「GYANYAN」を見たお客様は「おぉきれい!」と言ってくださいます。
畳表を織る職人の手で作られた「GYANYAN」は、その絶対的な存在感で見たものを魅了します。

選りすぐられた長いい草を使うことで、焼け色がきれいで耐久性も高くしています。畳は焼けてからが真の姿。それを美しくすることに意味があります。

クッション性も高いので、お客様の生活をより良いものにしてくれます。赤ちゃんがハイハイをしても負荷がなく、むしろ表面の凹凸が適度な刺激を与えてくれます。
ご高齢の方が万一転んでしまっても、怪我をするリスクがフローリングより低いと言われています。

使用者のことを考えられて作られたこの畳は、触れた素肌に温もりを感じ、包容力のある優しさを届けてくれます。

「GYANYAN」は純国産畳表

畳表は大きく分けると「国産」と「中国産」があります。

一般的に国産畳表の方がクオリティが高いと言われています。
その理由は中国工場での人員の能力の差、中国での環境(土、水など)、加えてコンテナ船で輸入することから防腐剤等を使う必要があることなどがあげられます。

もちろん「GYANYAN」は国産畳表です。
中山貴之という農家が熊本県八代市で作っており、わたしも収穫作業や泥染の農作業等を手伝っています。

「GYANYAN」名前の由来とできた背景

今でこそ一番人気の「GYANYAN」ですが、その誕生には苦労と試行錯誤がありました。
少し長くなりますが、それを紹介したいと思います。

「畳=汚い」を変えたい

「GYANYAN」は奥井畳店3代目である奥井啓太と中山農園3代目である中山貴之の合作です。
それぞれの2代目のころから交流はあったのですが、奥井畳店3代目が中山農園のお手伝いに頻繁に行くようになってから交流はさらに濃くなりました。

畳屋が抱える問題と農家が抱える問題は同じで、一般消費者の需要の減少があげられます。
その原因は様々あり、中国産の台頭や西洋・欧米のライフスタイルの輸入など様々です。

その中でも我々が解決できる原因は「和室・畳に”汚い”というイメージがある」ことだと考えました。

そこで、中山農園3代目に「一番高いクオリティの畳表を作り、奥井畳店オリジナル畳表として提供してくれないか」と提案しました。
畳の部屋の減少を危惧していたこともあり、中山農園3代目はこの提案を快諾してくました。

しかし、それは困難の壁への挑戦を意味していました。

名前に込めた意味

オリジナル畳表の名前を2人で考えようとなったとき、様々な意見がでてきました。
二人の頭文字をとってみたり、高級感のある雰囲気を考えてみたり、2人でアイデアを持ち寄り、文字通りひざを突き合わせて考えました。

そこで上がったのが「国内に広めるのはもちろんだが、いずれは海外にも出していきたい」ということでした。
それに加えて「2人の絆として八代(熊本県)と神戸(兵庫県)の特徴も表したい」と考えました。

そうして最終的に出来上がったのが、熊本弁である「ぎゃん」関西弁である「やん」を組み合わせ、海外に通用するようにローマ字で表記した「GYANYAN」になりました。

「ぎゃん」は「意見などを言うときの”こうする、ああする”という意味」があり、2人の「ぎゃんする?」「こっちの方がええやん!」という言葉を拾い上げました。

2人で意見を出し合ったその思いが詰まったような名前になったと思っております。

質の追求

高いクオリティの畳表を作るには、熟練されたイ草作りと選別が不可欠になります。
イ草作りに関しては3代続く知識と経験があるのでほぼ問題はありませんでした。しかしそれでも、イ草は植物なので天候などの影響を受けやすく、品種によってもその育ち方に差があります。

加えて、高いクオリティの畳表を作るために、長く質の良いイ草を選別した後さらに長いものだけを抜き取るという「天抜き」という手法で、作る必要がありました。

つまり必然的に生産量が少なくなり、手間もかなり増えるためコストもかなりかかってしまうことになります。

それでも「いい畳表を多くのお客様に使っていただきたい」という思いで開発をすることになりました。

「GYANYAN」1号を作ったが…

初めは、太めのイ草を使うことで強度を上げてみようということで、「涼風」という品種を使ってオリジナル畳表を作りました。
この「涼風」という品種は、育ちやすい分コストが抑えやすいという特徴があります。太めに育つため、耐久性にも期待されているこの品種ですが、弱点もあります。

それは、退色(焼けて色が変色すること)すると、黒色の筋が入りやすいということです。

実際、こうして作った「GYANYAN」1号は、確かにきれいで厚みもあり、丈夫ではありましたが、その退色具合がまだ納得できませんでした。

利益を度外視

そこで品種を「ひのみどり」というものに変えました。
「ひのみどり」は熊本県も推奨している品種で、退色が安定しており、草が細く見た目も美しいという特徴があります。

しかし、草が細い分、丈夫な畳表を作るためには相当な量が必要になることと、そもそも育てるのが難しいことから高品質の畳表を作るのにコストと手間がかなりかかるという弱点があります。

しかしモノが良くなる可能性があるならばということで、「原価が上がってでもいいものを作ってくれ」と開発を進めてもらうようにしました。

親しまれる畳表「GYANYAN」

そうして出来上がった「GYANYAN」は非常に美しく、そして耐久性にも優れたものになりました。
多くのお客様にも大変喜ばれ、「GYANYAN」のファンになってくれる方もいらっしゃいます。

「GYANYAN」にはラベルがあり、それは中山貴之が製作しています。二人のメッセージもそのラベルに書いており、思いのこもったラベルです。

「GYANYAN」の施工事例はインスタグラムにてまとめてあります。ぜひご覧になってください。

>>「奥井畳店のインスタグラム」へ飛ぶ<<

農家、中山貴之の言葉

嫁の実家に嫁ぎ仕事をして行く中で、い草農家はこれからどうなるんだろう、どうなって行くのだろう、どうあるべきなのか?
い草、畳はどうなるのか?
なくなるのか?
毎日のようにこんなことばかり考えながら仕事をしてた。

たまたま家に勉強でこられた畳屋さん達
奥井啓太に初めて会った。
その時はなした内容などほとんどおぼえてないけど笑
なぜか3回目ぐらいに会った時には僕は啓太に会いにいってた。

いつ仲良くなったんだろう?て思うくらい昔から知ってる友達みたいな感じ笑
農家と畳屋がこんなふうになるのは珍しいのかもしれないけど、
この人とならオリジナルの表を作りたい!
こんな畳屋さん達とならい草を続けていても楽しそう!ワクワクする!そんな思いにさせてくれる!のが奥井啓太です!

そしていろんな想いで話し合い
拘って作り出したのがGYANYANです。
名前にも拘りました!お互いの故郷の方言をいれて、世界にい草、畳を広めたい!想いをこめました。

どんなにいいものでも人できまる。
この人と。この人なら。この人から。

中山貴之と奥井啓太のGYANYANはこれからも進化し続けていきます。

>>中山貴之のInstagramはこちら<<

当店のご紹介

奥井畳店

・電話番号
078-841-0351 (不在の場合携帯へ転送されます)
・メール
okuitatami@gmail.com
・住所
兵庫県神戸市灘区桜口町2丁目3-21
・配達地域
神戸市、明石市、芦屋市、三田市、西宮市、尼崎市、加古川市(他、要相談)
・営業日
月曜日〜土曜日(祝日も営業中)

お見積もり無料

きれいな畳に福来る
本物の国産畳表をお楽しみください♪